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2月家庭通信 園長より (お知らせ)

立春が近づき園庭の梅の花のつぼみが膨らみ始めてきています。まだ寒い日が続いていますが、春が静かに近づいてきていることを知らせています。 昨日は4.5歳クラスの子ども会を行いました。新型コロナウィルス感染症の感染状況を考え、無観客でライブ配信し、見ていただきました。 保護者の方がお迎えにいらしたときに、「良かったよ」「頑張っていたね」とすぐに感想を言っていただくことができ、ライブの良さを実感しました。今回の経験が次回有観客で行う時の自信になったことでしょう。 さて、最近、とても心に響いた言葉を聞き、私自身の子育てを振り返り、はっとして立ち止まる思いがありました。 親子の関係だけでなく、教育者として子ども一人ひとりの人格を大切にし、尊重できていたか、自問自答せずにはいられなくなりました。 皆様にも、ご紹介いたします。

あなたのこどもは、あなたの子ではありません
絶えることなく続こうとする生命、それが息子や娘になったのです
こどもはあなたを通過する存在であり、あなたから生じた存在ではありません
こどもはあなたと共にいますが、あなたに属しているわけではありません
こどもに愛を与えることはあっても、あなたの考えをおしつけてはなりません
こどもにはこどもの考えがあるからです こどもの体を家に住まわせることはあっても、こどもの魂までをそうしてはなりません
こどもの魂は未来という家に住むからです
その家をあなたは訪れることはできません
たとえ夢の中であっても あなたがこどものようになろうとすることはあっても、 こどもをあなたのようになるよう強いてはなりません
命は過去にさかのぼることも、留まることもできないからです
あなたは弓です
そこからあなたのこどもが生きた矢となって、解き放たれるのです
神の射手は無限の道の彼方にある的を見 神の力を使ってあなたをしならせるのです
その矢が勢いよく遠くまで飛んで行くように あなたが射手の手によってしなることを喜びとしなさい
なぜなら、神は飛んでいく矢を愛しているだけでなく そこに留まっている弓をも愛しているからです
カリール・ジブラン『預言者』より「こどもについて」



2022年1月31日

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