給食室より (お知らせ)
2019/5/23
今月のきゅうしょくしつ~たけのこと鶏肉の旬ソテー~
そら豆・新たまねぎ・たけのこ・グリンピースなどたくさんの野菜が旬をむかえていますね。
5月は、子ども達に旬をむかえた野菜のさや取りや皮むきのお手伝いをしてもらいました。
2歳児クラスでは、そら豆のさや取りをしている中で、ふかふかのさやのお布団から1粒ずつ丁寧にそら豆を取り出している姿が印象的でした。その後も「おいしくなあれ」のおまじないを先生から教わり、全員で「おいしくなあれ」をしているのがかわいらしかったです。
年少クラスでは、玉ねぎの皮むきの活動中、「どうして皮むきしているときは涙が出ないのに、切っているときは涙が出るんだろう?」という疑問が子ども達の方から出てきたそうで、これには給食室も驚きました。日頃、ものを良く観察しているからこそ、こうした科学的な疑問が生まれるのでしょうね。後から「玉ねぎを切ると、中から涙が出る汁が出てくるんだよ」と教えると子ども達も納得していました。
ほかにもたくさんのクラスで旬の野菜に触れる機会があり、様々なエピソードがあると思います。是非、ご家庭でも野菜のおはなしをしてみてくださいね。
~新メニュー たけのこと鶏肉の旬ソテーができるまで~
本日は、新しいメニューでした。給食室のみんなもドキドキです。
↑グリンピース(左:さや取り前 中央:生 右:茹であがり後)
↑年中長が一生懸命むいてくれた たけのこ(煮た後の姿)
まず、子ども達がさや取りをしてくれたグリンピースとたけのこを用意。
(丁寧に洗ったあと、グリンピースは当日の朝下茹でし、
たけのこは前日までに下茹でして灰汁取りしてあります)
他、鶏肉・にんじんを用意し、野菜を切ります。
そして、鶏肉→たけのこ・にんじんの順で大きな釜で炒めます。
(↑ 回転釜の近くはとてもあついです…)
その後、調味料を加えて最後に新玉ねぎ・グリンピースを入れてさらに炒めます。(できあがり)
家庭の調理と違い、とにかく規模が大きい おだの給食。
いつも、主菜だけで20㎏を超えています。
これだけの規模なので、常に「おいしく調理するにはどうしたらいいだろう?」と給食室で話し合って調理しています。愛情たっぷりの給食、これからもおいしく食べてもらえるように給食室みんなでがんばります♪
献立:ごはん あおさの味噌汁 たけのこと鶏肉の旬ソテー かぼちゃの甘煮 メロン
◆たけのこと鶏肉の旬ソテー おうちでもつくってみよう!
<材料(3~4人分)>
鶏こま・・・500gくらい(塩こうじもしくは塩で下味をつける)
たけのこ・・・小1個(短冊切り)
にんじん・・・1本
新たまねぎ・・・中2個
グリンピース(生)・・・20gくらい(下茹で)
<調味料>
醤油・・・大さじ1
食塩・・・小さじ1/4
オイスターソース・・・大さじ2
三温糖・・・小さじ2
酒・・・少々
ごま油・・・炒める用
<作り方>
①フライパンにごま油を入れ、鶏こまを炒める
②たけのこ・にんじんを加え、やわらかくなったら調味料を加える
③最後に新玉ねぎ・グリンピースを入れ、さらに炒める
きのこなどを加えてもいいかもしれませんね。醤油ベースにしたり、味噌ベースにしたりいろいろできるかと思います!味付けは適宜行ってください♪
給食室 栄養士