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11月家庭通信 (お知らせ)

木々の紅葉が進み、真っ赤な落ち葉を拾い集めて登園時のお土産にくれたり、木の実集めに夢中になったり、秋が深まってきたことを子ども達の姿から感じられる様になりました。

先月の運動会には沢山の保護者の方に見に来ていただき、大きな声援をありがとうございました。一つの大きな行事が終わり子ども達も一段と成長した様子が見えています。

さて10月から各学年で保育参観がスタートしています。園での生活の様子を見ていただくことはもちろんですが、こども園という小さな社会で子どもなりに頑張っている姿が見られると思いますので、家庭にいる時の姿と園生活をしているときの姿の違いや、成長を感じていただきたいと思っています。

お子さんの様子を見ていただいたり、様子をお伝えしたりした後に「家ではできているのに・・・」「家ではもう少し落ち着いているけれど」等という印象を受ける方もいるかと思いますが、集団生活をする場と家庭という限られた場所とでは、子どもにとっての刺激の量が大きく違います。刺激に左右されやすいお子さんにとっては、園は色々な刺激があり、落ち着かない様子が見られるかもしれません。ご家庭では「~ちゃん御飯よ」「~ちゃん支度終わったの?」などその子一人に向けて伝えていることが多く、理解しやすい環境なのです。ただし、ご家庭でもテレビを見ていたり、ゲームをしていたり、好きな遊びに夢中になっていたりしているときなどは、何度言っても聞いていないという事が起こります。年長組になってくると2つ以上の複雑な指示、例えば「今使っているクレヨンを道具箱にしまってから、前の机の上にある色紙を3枚持って来て、椅子に座って待ちましょう」などの内容を理解して行動できるようにしていくことを念頭に置いています。子どもの行動パターンを見ていくと大きく二通りあります。

「自分で理解して動ける子ども」と「周囲の様子をまねて動く子ども」です。前者の子どもは、確かな自信となって積んでいかれるようになります。一方で周囲の様子をうかがいながら、動いていく子どもにとっては、状況やモデルとなっている子どもによって、誤学習をしてしまう事もあり、なかなか自信につながらない、ということも多いようです。これから大きくなるにつれて、社会の中で生活する時間が長くなります。「自分で考えて動けるように」集団生活の中での必要な力が身に付られるようにしていきたいと思っています。ご家庭でも社会生活、集団生活の中で必要な力とは?と考えてみてください。



2015年11月1日

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