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家庭通信 11月号 (お知らせ)

朝夕の冷え込みや夕暮れが早くなり、本格的な秋の到来を感じます。例年この時期にはお散歩に行って沢山のどんぐりや落ち葉を袋に入れて大事そうに持ち帰ってじっくり眺めて大きさ比べをしたり、色の変化に気づいたり、数を数えたり、子どもたちの観察力を大事に育てていきたいと思っています。ドングリから出てくる虫(ゾウムシの幼虫)をいっぱい集めて観察したり、生態に興味を持ったりするこども博士が誕生することもあり、ひとつの小さな木の実は子どもたちの色々な可能性を広げます。「遊びの中には学びがある」とはこうした子どもたちの日常に散りばめられていると実感しています。

【根拠なき自信】

先日、年中組の子どもたちが鶴牧西公園に行ったとき、公園内で田んぼを発見し、稲が育っている様子を観察して帰ってきました。稲からお米ができることが分かった子どもたちから、「今度は自分でおむすびを作って公園に行きたいね」ということになり、おむすびをもって再び公園に行き、田んぼを前にしながら自作の塩おむすびを味わう経験をしました。子どもの何気ない「やりたいね~」の気持ちとそれを叶えたいと思う担任の思いが力となって、給食室の協力もあり実現したものでした。

子どもは何の根拠がなくても「できるかも・・」「やってみよう!」と思えるたくましい心を持っています。私はこのことを【根拠なき自信】と解釈していますが、この自信こそ、乳幼児期の経験を通して育てておきたい心情です。今月は保育参観を予定している学年がありますので、子どもたちの日常の生活からどんなことを体験して学び、自信につなげているのかご覧いただけたら幸いです。

季節の変わり目で大人も子どもも体調管理に気を付けて、年末に向けて元気に過ごしていきましょう。



2024年10月31日

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