家庭通信 9月号 (お知らせ)
今年の夏も予想通りの猛暑となり、外で遊ぶことが出来ない日が続いていました。お盆明けから蝉の鳴き声も変化し、暑さの中にも秋の訪れがやっと感じられるようになりつつあります。それぞれの皆様の「夏」はいかがでしたでしょうか。
さて、今月8日に、日向灘を震源とする宮崎県南部で最大震度6弱の地震が発生しました。気象庁は南海トラフ地震が発生する可能性が平常時より高まっているとし、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発信しました。私たちが住んでいる関東でも直下型地震は今後30年以内に発生する確率が高まっていると言われています。いざというときの備えは十分なのか気になるところです。
園で毎月行っている避難訓練では、子どもたちが主活動を行っている午前中に行っていましたが、11時間開所の中どの時間帯に地震が発生するかは誰も分かりません。そのため避難訓練を行う時間や火災の出火場所など細かく想定するようにして、その時間帯の子どもと大人の人数の把握、問題点など表面化するようにしています。
また、直下型地震が起きた時には直ぐにお迎えに来られないご家庭を想定し、食事の提供ができるように、ローリングストックを基本として、普段食べ慣れている食材や味つけの食事の提供ができるように栄養士と災害時の献立を決めています。
9月1日は【防災の日】です。ご家庭でも万が一のことを想定して具体的に何を備えておくのか、家族が一緒にいないときにはどうするのかなど、子どもも交えて家族で話し合っていることで、万が一の時にも、そのことが心の支えになる場合があると思います。小さいお子さんがいるご家庭はオムツやミルクなど荷物が多くなりがちです。以下に内閣府防災情報「赤ちゃんとママを守る防災ノート」のリンクを貼っておきますので参考になさってください。
https://www.bousai.go.jp/kaigirep/kentokai/hinanzyokakuho/wg_situ/pdf/dai3kaisankou4.pdf