2022年11月16日ビデオ研修 (お知らせ)
令和4年1１月1６日㈬ビデオ研修
日頃より園の教育活動にご理解、ご協力いただきありがとうございます。
1１月1６日㈬、東洋大学の高橋健介先生をお招きして第７回目のビデオ研修を 年中やまぐみで行いました。
今年度の園の重点目標は「人とつながるたくましさ」ということで、子ども達との関わりの中で、また遊びを通して子どもたちの発信を大切にして一人ひとりの主体的なつぶやきに耳を傾け受け止めていくことで子ども自身が自分に自信を持ち、気持ちや考えを発信できるよう、子どもの主体性を大切に寄り添う姿に重点をあててビデオの中の子ども達の姿を見ていきました。
その中には、やりたい遊びを提案して大人を誘い一緒に楽しむ姿や大人が遊びから抜けても子ども達自身で遊びを展開し楽しむ姿、「他の子達にもどんぐり転がし、やりに来て欲しいな」という大人のつぶやきを拾って自ら「向こうでどんぐり転がしをしているからやりに来て」と声をかけに行く姿等、見られました。そして、どんぐり転がしをしているとどんぐりに穴が開いているのを発見しどんぐりの中に虫を発見し、一気に興味は遊びからどんぐりの中の虫に移り、転がして遊ぶことを忘れて「どうして、中にいるのだろう？」「どんぐりむし」と言って夢中になっていました。
その日の振り返り(サークルタイム)は、もちろん、どんぐりの中に虫についての話になり、興味があることなので子ども達からの沢山の意見が飛び出しました。振り返りの間は、大人が聞き役に回り、時にはみんながイメージを共有できるようにホワイトボードを使って視覚化してみたりして話し合いを子どもたちに任せることで、子ども自ら考え、発言し思いのままを伝え、子ども達で話を進めていく姿が見られました。子ども達で話を進めているので話は大人の思いもよらない方向に進むこともありましたが、そこには教えてもらったことではない学びや子どもならではの気づきがありました。主体的に振り返りの時間を進めて自分達の興味を持ったことを話している姿の中に子どもたちのたくましく育っている様子がみることができ、次の保育へのとても貴重な大きな学びとなりました。
