学校法人織田学園 おだ認定こども園学校法人織田学園 おだ認定こども園
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家庭通信5月号 (お知らせ)

新年度が始まりあっという間に1 か月が経ち新しい環境に徐々になれてきている子どもたちです。5 月は連休があり、園生活のリズムが一旦崩れることもありますが、緑豊かなこの時期は、身近な自然環境が子どもたちの探究心を刺激して、外へ外へと目が向けられてきます。子どもたちの様々な発見を受け止め主体的な生活の基礎作りになるように進めてまいります。

【ある日の雨あがり】
雨上がりのある日。鉄棒の下にできた大きな水たまり。さっそくやってきた4 歳児の男の子は、まったく躊躇せずバシャバシャっと入ってその大胆な行動に周囲が驚かされます。それと同時に「ちょっとやってみたい」と心が動く子どももいて、鉄棒の周りは人だかり。別の男の子も裸足になって水たまりで遊び始め、その楽しそうな姿に見ている子どもは水たまりに「入ろうか入るまいか」自問自答を繰り返します。そうかと思うと、水たまり
があるのに、鉄棒で前回りをして不本意ながら靴のまま水たまりに入ってしまい、驚いた表情の子どもも。思わぬ水たまりの出現は子ども達の様々な行動を引き出しました。最終的にはその水を掃き出し、水が外へ流れ出るように水路づくりへと発展したのでした。このように子ども達は、もの、こと、ひととの関係性の中で思考し様々なことを学んでいきます。同じ光景を見ていても興味の視点や気づきは人それぞれです。子どもの世界が繰り広げる大胆で大人の創造をはるかに超える子ども達の動向の面白さに目が離せません。偶然の出来事に対しての対応力はこうした日々の生活の積み重ねが原点かもしれません。乳幼児期にしかできない体験は子ども達の根っこの部分の栄養となり、生きる力の基礎となります。この時期から夏にかけてもっとダイナミックな遊びが展開されます。水、泥遊びも始まりますので、お洗濯などご協力をお願いいたします。

【大きく深呼吸して5 月の活力に】
明日からは大型連休に入ります。4月からの新しい生活の中の緊張や疲れをこの期間にゆっくりして一呼吸おける良い機会です。お仕事の関係で長
いお休みとはいかない方もいらっしゃるかと思いますが、多摩市は緑豊かな地域です。人混みに出かけなくても子ども達が十分に楽しめる場所の散策
もいいかもしれません。怪我や病気(新型コロナウィルス感染症の流行などの注意喚起もされています)に気を付けてお過ごしください。

【職員の計画有休について】
おだ認定こども園では職員の働き方改革に取り組んでおります。勤務時間を年間変形労働時間制で管理し、「計画有休」を年間1 日設定しています。幼児の職員も平日に有休取得日があります。その日には主幹や教頭等が代わってクラスの保育に入ります。クラスの現状を知ったり、担任としてクラスに入ったりする事でより身近に個々の成長を理解し、お子さんの成長を多面的に見てまいりたいと考えています。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。(文責:園長・石阪恒子)



2022年4月28日

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