学校法人織田学園 おだ認定こども園学校法人織田学園 おだ認定こども園
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家庭通信 6月号 (お知らせ)

園庭のビワの木は、こども園がこの場所に移転してきた年に、おだパパ会から園に贈呈していただいた木です。14年経ち大きく成長し今年も沢山の実が生っています。食べごろを一番近くで見つめているカラスより早く子どもたちの口に入るように、収穫時期を見計らっています。季節の果物や野菜を体に取り入れて季節を味わう暮らしを大事に、6月は梅ジュース、梅干し作りなどを子どもたちと一緒に体験していきます。

【五感を使った遊びを通して脳をしっかり育てよう】

園では熱中症対策を行いながら、この時期ならではの開放的な遊びを十分に楽しめるようにし、水遊び、泥遊び、色水、泡、氷など様々な五感を使った遊びを行います。五感を使った遊びを大事にしている理由は、脳の神経経路(ニューロン)の発達と関係があります。子どもの脳は誕生後、急激に成長し6歳ぐらいまでにはほぼ大人と同じ大きさまで発達します。脳内の神経細胞(ニューロン)は、シナプスという接続点を作りながら、神経細胞同志が適切につながっていくようにできています。適切につながることで、言葉を覚えたり、複雑な動きを覚えたり、人間らしく成長していくのです。そして、この神経経路同志をつなげる重要な役割となるのがシナプスです。シナプスは五感を通した刺激が電気信号となり脳内の神経細胞に送られ、神経細胞同士を接続する役割をします。すなわち五感を十分に使って生活や遊びを行うことで、神経細胞が適切につながり、人間らしい情動が働くように育つのです。乳幼児期に五感を使った遊びがとても重要だということはこうした理由からなのです。

これからも乳幼児期の子どもたちが五感の刺激を受け、脳の成長を助長できるような保育活動を展開してまいります。

※参考文献 小児科医 成田奈緒子先生監修「五感を刺激する育児アドバイス」



2025年5月30日

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