3月 家庭通信 (お知らせ)
0・1・2歳児のエントランスに立派なひな人形が飾られ、春を感じられるこのころです。
先日1歳児の園児が♪あかりをつけましょう、ぼんぼりに、おそでをあげましょう、もものはな♪と鼻歌まじりで何度も歌っている姿におかしいやらかわいいやら・・・小さい組の子どもたちは、日常の会話から言葉をたくさん覚えていきます。園で保育者から「お袖を上げて手を洗おうね」などの声掛けは毎日のように交わす言葉です。ひなまつりの歌は聞きなれない単語がたくさん連なっていますが、「おそでをあげましょう」のフレーズはすぐにインプットされ楽しい歌が出来たのでしょう。1歳児は色々な形で言葉を吸収する時期です。言葉に関するかわいいエピソードは記録して後で読み返してみるとクスっと笑えるものばかりです。この頃にしか味わえないお楽しみです。
さて、この時期はそれぞれの学年が一つ大きくなることに胸を膨らませます。年中組の子どもたちは豊ヶ丘のとちのき公園まで遠足に出かけました。普段行く公園よりはるかに道のりは遠い場所ですが、年長組からおしえてもらった「チクサク」の掛け声高らかに勢いをつけて出かけていきました。この遠足を通して遠方の公園まで歩けたことが自信につながり、年長組になることを心待ちにする子どもたちです。一方で小さい組の子どもたちの中には、大きくなることが嬉しいと思う反面、環境が変わることに不安を感じるお子さんもいます。そんな様子を感じられた時には、あまり進級の事を話題にするのではなく、本人自身の成長しているところに焦点を当てていきましょう。
3月は子どもたちが大きくなったことを実感する月です。身長や体重の成長もさることながら、心の器の大きさの変化には驚くばかりです。「ママ、ママ」とべったりだった子どもが少しの間一人遊びができるようになったり、食事がなかなか進まなかった子どもが、「今日は給食ピッカリンだったよ」との報告が増えたり、成長している姿は本人が自覚するものもあれば、日常的なことは、できて当たり前という感覚になっていることもあります。しかし、1年前のお子さんの姿を思い出してください。今目の前にいるお子さんは心も体も大きく成長しています。今月は子どもの成長を親子で実感し、自信をもって進学、進級に向けて一歩を踏み出せるようにしたいものです。日ごろの何気ない子どもの行動の中に成長した姿を見つけ、認める言葉をかけてください。できない事を指摘されるより、温かい言葉のほうが、子どもの良い行動を習慣化させ定着させていくからです。どうぞよろしくお願いいたします。
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